長寿の天国、”ブルーゾーン”とは何か?
腸活ラボマガジンVol.49
やまだ
2025.04.17
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はじめに
皆さん、こんにちは!やまだです。今回は、ブルーゾーンについて解説したいと思います。ブルーゾーンとは、特定の地域で他の場所よりも高い割合の人々が非常に長寿を誇る地域のことを指します。このコンセプトは、1990年代後半にイタリアのサルデーニャ島で始まりました。サルデーニャの研究では、地域ごとに百寿者の分布に偏りが見られることが判明しました。この発見に基づき、ルーヴァン・カトリック大学の人口統計学者ミシェル・プーランが記録の正確性を調査するため現地を訪問しました。彼と同僚のジャンニ・ペスは、約40の自治体で公式文書を精査し、百寿者の年齢を確認するたびに地図に青い点を付けるという方法を採用。調査の結果、一部地域が「ブルーゾーン」と呼ばれるようになりました。
さらに、この概念は世界的に注目を集め、2004年には画期的な論文が発表されました。